利尻ヘアカラートリートメントの使い方は、公式HPにも掲載されていますが、本体の裏面にも次のように書いてあります。
シャンプーの後、水気をよくきり白髪部分を中心にたっぷりと馴染ませます。10分程度おいた後しっかりすすいで下さい。
もちろん、この使い方でもいいですが、実際にリピーターの人たちは違う使い方をしている方が多いんですね。私も利尻ヘアカラートリートメントを使って、10年もたちますが、違う使い方でしっかり染まっていて満足しています。
本当は、どんな使い方をしたらベストなのでしょうか?使い方による仕上がりの違いや、染まりやすくて色持ちが長くなる利尻ヘアカラートリートメントの染め方のコツを徹底解説します!
好きなとこだけ読んでね
【超簡単解説】利尻ヘアカラートリートメントの正しい使い方!
失敗なく、利尻ヘアカラーカラートリートメントで白髪染めするには、準備をしましょう。
量は髪の量や染めるしら量によっても若干変わりますが、写真のような小皿を用意すると使いやすいですね。
染める前の準備
染める前の鉄板の準備は以下の3つのポイントです!
- 染めるときの服は汚れてもいい黒いTシャツに着替える
- 染料を塗るブラシを用意する(手袋よりも使いやすい)
- 室温と湿度も考える
- ヘアケア剤が気になる人は先にシャンプーして髪を乾かしてから使う
シャンプー後に染料を塗るか?シャンプー前か
他のサイトでも公式HPで案内するやり方を推奨しているところありましたが、このやり方だと面倒臭くて長続きがしません。
ぜひ、あなたもシャンプー前の乾いた髪に直接染料を塗る使い方をマスターしてみてくださいね。
私はこのやり方で、抜け毛や薄毛も改善して、おまけに現在はサラサラの艶髪になることができました!
実は洗髪後にドライヤーしてまた塗る必要はなし!
一度髪を洗ってから髪をドライヤーで乾かしてから半渇きにしてから、やっと利尻へアカラートリートメントの染料を塗る、という作業・・これって超面倒くさい・・短髪ならまだしも、ロングヘアーの人にとってはなおさらかなりつらいですよね。
でもこのひと手間をする理由は次の2つのためです。
- シリコン入りのシャンプーやリンスを使っている
- キューティクルにヘアケア剤ほか余計な付着物がついている
- もともとの髪が染料をはじきやすい
カラートリートメントの染料は実際には「染める」ものではなく、キューティクルに色を絡めて、染めたように見せているものです。
普段からヘアケア剤を使っている人はほこりの他に髪に付着物がついている状態なので染料をはじきやすくなっています。
髪についてる付着物とは
外出が多ければほこりや外気による飛散物が髪についてキューティクルにまとわりついているので、毎日のシャンプーは欠かせません。
しかし、使っているシャンプーやトリートメント、ヘアオイル、ヘアクリーム、WAX、ヘアスプレーなど、、、そういったものにシリコン剤的なものが入っているとなかなかキューティクルから落とすのに時間がかかります。
>>ジメチコン(シリコン)とは?ノンシリコンなら安全?!
付着物は数週間もついてる
カラートリートメントで髪を染めるときに特にはじいて困るのが、安物のシリコン剤です。
いわゆるシリコン類としてよばれるものには1種類ではなく、質も値段もピンからキリまであるので、シリコンが入っていないシャンプーなら安全、という考え方は危険です。
ノンシリコンシャンプーでも、シリコンに変わる別の粗悪な成分が入ってしまうものもあるので、選ぶのは結構難しいです。しいて言えば、テレビCMがたくさんされているものは選ばないほうが無難です。
白髪が出ている髪はすでに頭皮の老化が始まっているのは間違いないので、シャンプーやトリートメントにはある程度のお金をかけるほうが、最終的には時間とお金の節約になると割り切りましょう!
>>haru(ハル)シャンプー使っている口コミレビュー
放置時間は20分を目安に!
乾いた髪に利尻カラートリートメントの染料をしっかり塗り、塗り終わってからタイマーなどで「20分」以上染めおきタイムとして放置しましょう。
理想としては20-30分でいいと思います。長ければいいというわけでもなく1時間以上放置するのはどうか?というとあまり意味がありません。
染料が乾燥してしまうのでキューティクルになじみやすくなるとはいえません。
注意したいのは時間を短くしないことです。
製品の裏側には「10分」ていどおいて、、とありますが、1回でしっかり色を定着させたいのなら、20分以上にしたほうがいいです。
夏時間と冬時間は違う
夏の温かい時期は、染料が髪になじみやすくなっていますが、冬の寒い時期はなじみにくいです。
染料を塗ってからシャワーキャップをかぶったり、その前にドライヤーで染料を塗った髪をゆるめに温めてなじみやすくするという工夫をしてもいいです。
ただ、室温をあげていれば、染めおき時間をちゃんと守るだけで大丈夫です。
利尻カラートリートメントを使うときの注意ポイント
利尻カラートリートメントを使う時、白髪染めするときに注意しておかないといけないことがあります。後で、しまった!ということにならないように、ちゃんと気を付けるべきことも紹介します。
洗い流すお湯の温度に要注意
染めおき時間が終わり、入浴して髪を洗い流すときのお湯の温度は絶対に40℃以上にならないように注意してください。
できれば、人肌程度の温度に抑えておきたいところで36℃から39℃の範囲が理想です。
お湯が熱すぎると、せっかくキューティクルに定着した染料がはがれやすくなってしまうので、仕上がりもいまいちになりやすく、色落ちも早くなりやすいです。
長すぎる放置時間もNG
染料を髪の毛に塗ってから、長い時間置けばいいというもんでもないです。
2-3時間放置しても危険なリスクは特にはないですが、(すでに何度か経験済)染料が干上がってしまい、カピカピになるので意味がありません。20-30分で十分です。
気を付けて!いろいろ黒く染まってしまう
これは、すごく注意してほしいことで、いろんなものが黒く染まり、落ちにくくなるのでしっかり覚えておいてくださいね。
- 必ず汚れてもいい黒いシャツを着用して
- 爪が長いと黒くなるので手袋を着用する
- 浴室のタイルには先に熱い湯をかける
- 洗髪後のタオルは黒くなってもいいものを使う
- すすぎ水が透き通るまでしっかりすすぐ
洗髪後のタオルが白いものを使うと染料の黒い色がついて、洗濯してもとれなくなるので、黒か紺のような黒っぽいタオルを使うほうがいいです。
また、大事なお洋服を着ていたまま染めると洋服が黒くついてしまうので、必ず着替えてくださいね。
「利尻ヘアカラーが染まらない」という失敗談に共通する・ある特徴
利尻ヘアカラートリートメントをはじめて使ったけど、全然染まらない・・っていう評判をたまにネットで見かけますが、これって今から10年前からあんまり変わっていません。
正しい使い方をしていればちゃんと染まるんだけど、よくある失敗談に共通する特徴も知って、「こうしては染まらない」という事実も頭に入れておきましょう。
1.放置時間が短い・染料が少ない
せっかく染料を塗っても、放置時間が5分とか10分ではしっかり髪のキューティクルに絡みついてくれません。短い時間しか放置していない場合、シャンプーでほとんど色が落ちてしまいます。
2.ブラックを使うと黒髪になじみにくい
利尻以外のカラートリートメントにもよくあるのですが、黒色をつくる色素には青系の色素が入っていて、この色がどうしても髪になじみにくく、抜けやすいのです。なので、ソフトブラックを選ぶと、ちゃんと染まっていない、という結果になりやすいです。
3.健康な髪の毛は色が入りにくいから
これは意外かもしれませんが、髪の毛が傷んでいない、健康そのものな髪ってキューティクルがぴっちりとしまっているのでカラートリートメントの染料がなじみにくいんです。
少しくらい傷んでいるキューティクルのほうが色が絡みやすくなっています。
つまり、健康なキューティクル(特に生え際の髪)は、それだけ染まりにくいので、最初に塗ること、染料もたっぷり目にぬる、染料を温める、といった工夫もあわせてしないとかなり染まりにくいんです。
4.髪に付着物があるのも染まりにくい
外出すればほこりやちりなど目に見えないゴミがたくさん髪についているけど、それ以外にヘアスプレーやワックスなど・・また普段から使っているシャンプーやトリートメント、リンス、なんかもすごく重要です。
どんな成分が入っているか?によるんだけど、厄介なのがシリコン類で、髪の艶を出すためのコーティング剤でもあるけど、シリコン類のなかにはなかなか落ちないものもあります。
5.濡れた髪に使っている
シャンプーしてから一度ドライヤーなどで半渇きにしてから髪に染料を塗るならいいんだけど、髪が結構濡れた状態で染料を塗っているとしたらNGです。
染料も水分と一緒になって薄まり流れやすくなるので染まりにくくなります。
利尻ヘアカラートリートメントの便利な使い方も教えます!
次に利尻ヘアカラートリートメントの使い方で更にしておくと便利なことも紹介します。
髪色に合わせた色選び
日本人の髪色ってもともとの地毛が真っ黒の人ってあまりいません。
どちらかというと黄色味を含んだ黒髪の人が多いんだけど、赤味を含んでいる人もいるし、なかには緑っぽい色を含んだ黒髪の人もいます。
そのために、利尻には、ダークブラウン、ナチュラルブラウン、ライトブラウンと3種類のブラウンカラーがあり、実際に自分の髪色に合わせて選ぶのが必要です。
つまり、ちゃんと白髪で染めてみて、使ってからの最終決断をするようにしましょう。
2種類の使い方(シャンプー前と後)のどちらかを決める
おすすめの使い方は、やっぱり、シャンプー前にいきなり乾いた髪に染料を塗るという染め方で、一番ラクチンだし、染まりやすいのでいいと思います。
だけど、この使い方をするためには、普段使うシャンプーは、あまり安物ではなく、厳選したものを選ぶ必要があります。
そうでない場合は、面倒だけど、一度シャンプーをしてから髪を乾かして染料を塗り、染め置き時間をとって、またシャンプー、という流れでやることになります。
色落ちしにくい天然シャンプーを使う
また、利尻カラートリートメントを使う人は、色もちを少しでも長くするために、色おちしにくいシャンプーを使うのがおすすめです。
使う頻度は5-8日おきで
利尻カラートリートメントで一度白髪に色がしっかりはいったら、その後は7日間前後は日持ちします。上手に染めている人は10日くらい持ちますが、つなぎで利尻カラーシャンプーを使うのも便利ですよ。
白髪が目立ってきたから染めなくちゃいけないといった日で、どうしても、疲れて眠いから、今日は染められない、、、といったときにカラーシャンプーでシャンプーすると1.2日遅らせることができます。
美容院の白髪染めと併用した使い方
利尻ヘアカラートリートメントを毎週使っていればもう白髪染めするために美容院は利用しなくなるかもしれません。
でも、髪をロングヘアーにしている人はそれでは間に合わないでしょう。
根元から30センチくらいまでならなんとか、利尻カラートリートメントで染めるだけでもいいけどそれ以上長くなると、毛先までカラートリートメントを塗るのが結構大変です。
どうしても染め残しが出やすくなってしまいます。そういう場合はうまく美容院の白髪染めも活用しましょう。
- 年に1回か半年に1回美容院で染める
- 普段使いは利尻ヘアカラートリートメント
- 伸びた髪に必要な栄養補給も注意して
以上の3つのポイントで美容院の白髪染め活用をするといいですよ。
髪は伸びてしまうと、もう栄養を与えたからといって育つことはしません。毛先までしっかりと栄養補給もして綺麗な艶髪を維持していきましょう。
利尻ヘアカラートリートメントで成功しやすい使い方・染め方まとめ
最後に、カラトリ美楽の管理人である私が10年間成功し続けている利尻ヘアカラーの使い方のポイントを紹介します。
- 乾いた髪にいきなり染料をハケで塗る
- 放置時間は20~30分で
- 黒い服装&シャンプー後のタオルも黒か紺色
- たっぷり目の染料で頭全体の生え際に塗る
- ロングヘアーの人は半年ごとに美容院の白髪染めと併用
- ダークブラウンかナチュラルブラウンの色を選ぶ
- 染める頻度は1週間おきくらい
- 利尻カラーシャンプーも持っていると便利
- 普段使うシャンプーはアミノ酸系で頭皮にやさしいものを
以上のポイントが大事で、特に乾いた髪にいきなり染料を塗ったらダメなんじゃ・・って思う方も多いかもしれませんが、実際にリピーターの人たちはみんなこの使い方をしています。
普段使いのシャンプーさえ気を使っていれば、先にシャンプーをしなくてもほとんど色が髪に定着してくれますよ。
あと、注意しておきたいのは、鏡を見ながら白髪染めするときに前しか見えないので、後頭部や耳の近くのサイドの髪をつい、染め残している人が多く、後ろから見たら白髪がまだたくさん染まっていないという人が結構います。
しっかり、生え際、根元の髪は頭全体塗るようにしてくださいね。実際に利尻ヘアカラーで染めた髪色の前後を写真で紹介している記事もあるので、参考に!
利尻ヘアカラートリートメントは白髪を染めるだけでなく、染めた翌日は髪に艶が出てとても綺麗に見えるし、色も白髪と混ざるとアッシュっぽいカラーになりとってもオシャレ♪美容院で髪を切るときにいつもいい髪色ですね、って褒められています♪